松を守ること

こんにちは。
インゲンガーデン代表の田辺です。

今日は樹木医・松保護士として

みなさんに、ぜひ知ってもらいたい
「松を守ること」について、書いてみようと思います。

突然ですが、
ご自宅の庭に松がある方、
そういえばいつも通る道に松があったな。と心当たりのある方

松の姿を思い浮かべてみてください。
その松の様子はどうでしょうか?


弱っている松を思い浮かべた方。
松が枯れる原因は、光不足、水不足、大気汚染など、色々とありますが
その中でも、特定の症状がある場合
「マツノザイセンチュウ」の被害を受けている可能性があります。

少し弱っている松
少し弱っている松

松が枯れるいわゆる「松がれ」の大きな原因として
「マツノザイセンチュウ(以下、線虫)」と
その線虫を運ぶ「マツノマダラカミキリ虫(以下、カミキリ虫)」
という虫がいます。


「マツノマダラカミキリ虫」は媒体です。
松から松へ移動します。


「マツノザイセンチュウ」は1mmほどの細さで松の幹の水の通り道を塞ぎ
これが原因で、松は水を吸い上げることができなくなってしまいます。

50年、100年生きてきた松も
この線虫の被害を受けて、枯れてしまいます。


海辺の松が枯れ、景色が一変するなど
日本各地で、深刻な問題になっています。

この松の病気の対策として有効な方法に
「樹幹注入」というものがあります。

1本1本の松の幹に直接薬を入れるため、
人体や他の植物には影響は無いとされています。

線虫が原因で枯れしまった松は、そのまま放っておくと、
近くの松にうつって周りの松も枯れてしまいます。


一度枯れてしまった木は、
生き返ることはなく、取り返しがつきません。

身近な松を守るために、
まず知ることから始めましょう。

松に関するご相談、樹間注入を検討している方は
お気軽にお問い合わせください。